新潟大学 フィールド科学人材育成プログラム

入試情報

 フィールド科学人材育成プログラムへは理学部または農学部から進むことができます。理学部または農学部で1年次~2年次前半までそれぞれの基礎科目を学び、2年次後半からプログラムに所属します。当プログラムへの進学を考えている方は、理学部または農学部の一般入試(前期日程、後期日程)を受験して下さい。入学者選抜方法の詳細は以下のサイトを参照して下さい。

FAQ

Q:理学部所属と農学部所属の違いは何ですか?
A:理学部所属の学生は1年~2年次前半で「物理学」・「化学」・「生物学」・「地学」等の基礎を幅広く学んでからプログラムを選択します。一方、農学部所属の学生は1年次で実社会とのつながりの強い「農学」に関する基礎を学んでからプログラムを選択します。このように所属学部によって、基礎的な学修分野は異なっています。しかし、フィールド科学人材育成プログラムに配属後は、所属学部によらず学ぶ内容は同じです。またいずれの学部に所属していても、理学部、農学部、研究所のフィールドプログラム担当教員の研究室で卒業研究に取り組むことができます。
Q:理学部と農学部で推薦入試はありますか?
A:フィールド科学人材育成プログラムでは実施しません。
Q:フィールド科学人材育成プログラム志望の場合、理学部の場合、一般入試(前期日程)の選抜方法Cを選択すればよいでしょうか?
A:どの選抜方法を選んだ場合でも、1~2年生次に共通的な科目を幅広く学修した後に、所属するプログラムを選択します。入試での選抜方法によって所属できるプログラムが限定されることはありません。
Q:理学部と農学部だけでなく、関係する研究所の研究室でも卒業研究に取り組むことは可能ですか?
A:フィールド科学人材育成プログラムには、災害・復興科学研究所、朱鷺・自然再生学研究センター、フィールド科学教育研究センター佐渡ステーション、臨海実験所の多くの教員が関わっており、フィールド科学人材育成プログラムに関わる教員の研究室で卒業研究に取り組むことができます。
Q:理学部の自然環境科学プログラムとの違いは何ですか?
A:自然環境科学プログラムは、物理学、化学、生物学、地学の基礎をバランスよく身に付け、自然環境を理解する上で重要となる物質科学、地球科学、環境生物学を、講義と実習を通して本格的に学ぶカリキュラムが組まれており、自然環境の仕組みや変動を解き明かすための、自然現象を理学の多角的な視点から総合的に捉える能力が身につきます。一方、フィールド科学人材育成プログラムでは、フィールド科学を中心とする理学部・農学部の学部横断の授業や実習を通して、海洋・気象学、地形・地質学、生態・森林再生・保全学、雪氷学、防災学を幅広く学ぶカリキュラムが組まれており、多彩なフィールド科学分野の講義および実習科目を通して、野外の様々な場面での問題解決に必要な科学的知識と実践的な技術を身につけます。
Q:農学部の流域環境学プログラムとの違いは何ですか?
A:流域環境学プログラムでは、地域の自然環境と調和した持続的な農林業の生産活動を支える人材の育成をめざし、持続的な森林管理と生態系の保全、食料生産の基盤整備、および情報ネットワークの活用に関する幅広い専門知識と技術を学ぶカリキュラムが組まれています。一方、フィールド科学人材育成プログラムでは、野外の様々な場面での問題解決に必要な科学的知識と実践的な技術を身につけた人材の育成をめざし、野生動植物の生態、環境動態、災害科学に関する幅広い専門知識と技術を学ぶカリキュラム構成になっています。
Q:フィールド科学人材育成プログラムを担当する教員には、理学部所属であれば自然環境科学プログラムあるいは生物学プログラム、農学部所属であれば流域環境学プログラムも担当する教員がいます。教員が担当するプログラムであれば、各学部のどちらのプログラムを選択しても、希望する教員の研究室で学ぶことはできますか?
A:各学部のどちらのプログラムを選択しても、担当する教員の研究室で同じように卒業研究に取り組むことができます。ただし、研究室には定員がありますので、2年次のプログラムの選択時に確認してください。
学年進行図